単なる腰痛を放置してしまうと・・・
公開日:2019/10/16
こんにちは!
院長の横川です。
前回は「姿勢変化による腰部への負担」についてお伝えしましたが、今回はその負担により起こりうる「さらなるリスク」についてお伝えしします。
背骨は「椎骨」という骨が重なり合って構成されていて、基本的に腰の部分の5個の椎体を「腰椎」といいます。そして、椎骨と椎骨の間でクッションのような役割をしている軟骨が「椎間板」と呼ばれる組織です。
椎間板は内側にあるゲル状の組織「髄核」と、それを囲むバウムクーヘン状に重なった組織「線維輪」により構成されていますが、前回お伝えしたような腰部への負担が長期間繰り返し加わてしまうと、やがてこの髄核が線維輪を突き破り外へ飛び出してしまいます。
この状態の事を「椎間板ヘルニア」といい、腰椎の椎間板で起きたものを「腰椎椎間板ヘルニア」といいます。
※ヘルニア=脱出の意味
次回はこの腰椎椎間板ヘルニアについてお伝えします。