座るだけでも腰には負担?
公開日:2019/11/18
こんにちは!
院長の横川です。
今回は「姿勢変化による腰部への負担」についてお伝えします。
まっすぐ立っている時の「腰部への圧力」を基準とすると、姿勢の状態や荷物の有無によりその度合いは変化していきます。
例えば日常的にただ「座っているだけ」の姿勢でも、なんと1.4倍もの圧力が加わっています。
立ってお辞儀した姿勢では1.5倍になり、さらにその姿勢から荷物を持ち上げようとすると2.2倍もの圧力が腰部に加わる計算になります。
そしてなんと、座った状態から荷物を持ち上げようとすると「2.75倍」もの負荷が腰部に加わってしまいます。
このように日々の姿勢による負担が腰部に蓄積し、やがて椎間板が損傷を受ける事で「腰椎椎間板ヘルニア」などの発症リスク増大につながると考えられています。
長時間のデスクワークや重量物を運搬する機会の多い方は特に注意が必要であり、予防のためには普段の作業時の姿勢に意識を向けるとともに適度な休憩や体操を行うなどが効果的であると考えられています。