「椎間板ヘルニア」が起こるまで
公開日:2019/11/22
こんにちは!
院長の横川です。
前回「腰椎椎間板ヘルニア」とは、椎間板内部の「髄核」が周囲の「線維輪」を突き破ってしまう現象であるとお伝えしました。
この髄核が線維輪を突き破る際に激痛が起きると言われていますが、椎間板は非常に強固な組織なので数回圧力が加わった程度では顕著な損傷は起こらないとされています。
しかし重量物の運搬や座り姿勢での作業で、長時間にわたり繰り返し椎間板に圧力が加わり続けてしまう事で徐々に損傷が拡大していき、やがて髄核が内側から線維輪を突き破り「椎間板ヘルニア」へと発展してしまうと考えられています。
次回は腰椎椎間板ヘルニアにより引き起こされる症状についてお伝えします。