肥満のメカニズム

前回は「肥満の原因」についてお伝えしました。

今回は「糖質摂取による肥満のメカニズム」についてお伝えします。

糖質は食後、体内でブドウ糖に分解されます。

このブドウ糖が血液中に増える事で血糖値が上昇し、血糖値を下げるために膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。

血液中のブドウ糖はインスリンにより、筋肉細胞や肝臓に蓄積されます。

しかし、ここで貯蓄しきれなかったブドウ糖は「中性脂肪（体脂肪）」として脂肪細胞に貯蓄されてしまいます。

つまり、糖質を多く摂取してしまうと、過剰なブドウ糖をインスリンが「体脂肪」として蓄え、肥満の原因になってしまうと考えられています。