動脈硬化の恐ろしいリスク
公開日:2020/01/22
今回は、動脈硬化のリスクについてお伝えします。
「血糖値スパイク」により動脈硬化が引き起こされた血管内は、アテロームという塊で肥大している状態であるとお伝えしました。このアテロームは、やがて破れて「血栓」という組織になり、血管内の血流を阻害します。
次第に血管内は塞がれてしまい、血栓ができた先の部位には血液が供給されなくなる事で虚血や高速が引き起こされる「血栓症」という状態になります。
また、この血栓がはがれて血流に乗り別の場所の血管を塞ぐ事を「血栓性栓症」と言い、脳卒中や心筋梗塞、肺に分布する血管を塞ぐ肺血栓塞栓症などの原因になります。
これらが動脈硬化により引き起こされる大変恐ろしいリスクであると考えられています。