コレステロールの摂りすぎは?
公開日:2020/01/27
前回、コレステロールは細胞膜やホルモンなどを作る材料であり、人体には必要不可欠な存在であるとお伝えしました。
しかし、一般的に「コレステロールは摂りすぎると体に悪い!」と考えている方が非常に多いのではないでしょうか?
特にコレステロールを多く含む「卵」は、以前までは「1日1個まで」と言われていました。しかし実際には、食事から摂取しているコレステロールは全体の一部に過ぎず、体内のコレステロールのうち8割程度は肝臓など体内で作り出されています。
しかも、食事から摂取したコレステロールが高いと体内のコレステロール量を一定に保つために、肝臓が生成量を減らして全体量を調整する事で体内でのコレステロールのバランスが保たれていると言われています。