「反り腰」の原因は頭の位置にある?
公開日:2020/09/09
反り腰になってしまう理由として、頭部が前方に出た「頭部前方」という姿勢の問題から大きく影響を受けて発生してしまうと考えられています。
頭部(約4~5㎏)は3㎝前方に出ただけでも約2倍の負荷が首の筋肉に加わってしまうため、立った状態だとそのままでは前方へと倒れていってしまいます。
筋力のある方であればその状態でも頭部を支えることが出来ますが、女性など筋力の弱い方の場合は首の筋力だけでは頭部重量を支えることが出来ません。
そこで逆に骨盤を前方に押し出す事で頭部を後方へと補正させようとするため、背骨の前方への湾曲が強くなり反り腰姿勢になってしまうのです。
つまり「頭部前方変位」から更に姿勢の歪みが進行してしまった結果として、反り腰になってしまうと考えられています。