猫背姿勢と冷え性
公開日:2020/10/20
冷え性の一つの原因として、猫背により正常な湾曲を失った背骨が自律神経を圧迫し体温調節や血圧・血流をうまくコントロールできなくなってしまう事が一因であると考えられています。
体温調節は皮膚からの情報をもとに血管の拡張収縮・発汗・筋肉の収縮による熱産生などで一定になるよう脳でコントロールされていますが、この情報の連絡網となるのが自律神経です。
その自律神経の通り道となる背骨が歪んでしまう事で適切な情報のやり取りができなくなり、血流が悪くなるなど体温調節に問題が生じ手足の冷えに繋がってしまうと考えられています。
特に女性は筋肉量が少ないため、姿勢を保つ力や熱産生にも問題が起きやすいと言われています。
最近ではデスクワークやスマホ操作で猫背姿勢になる方が急増しているため、冷え性改善のためにも姿勢の改善が重要であると言えます。