入浴の健康増進効果とは?!
気温が高くなると、湯舟には浸からずにシャワーだけで済ませてしまう方の多いのではないでしょうか?
日本以外の国だとシャワーだけで済ませるのが一般的で、湯舟にゆっくり浸かる文化は日本特有のものです。
湯舟に浸かる事で身体には『温熱作用』『水圧作用』『浮力作用』の3つの作用が加わり、健康増進効果があるとされています。
《温熱作用について》
暖かいお湯に浸かる事で、身体が温まります。
体温が上がると熱を発散させようと血管が拡張され、血流が良くなります。それにより疲労物質を排除し、筋疲労を解消させる効果があるとされてされています。
また発汗作用により、自律神経の調整にも効果的であると言われています。
特に普段から体温が低めの方などは湯船でゆっくりと温まる事で体温の上昇も期待でき、免疫力や自己回復力の向上に効果的であると考えられています。
《水圧効果》
温熱作用だけでなく、「水圧」による作用でも血流が効果的に促進されると言われています。
お湯に浸かる事で身体に水圧がかかり、血流を押し出す役割を果たすと考えられています。
《浮力作用について》
お湯に入ると浮力が働き、身体が浮き上がります。浮力によって筋肉の緊張が減少し、普段体重を支えている骨、関節といった部分への負担も軽減されます。
湯船に浸かった際の全身の力が抜けるような感覚になるのはこのためで、負担が軽減され全身のリラックスに「つながるとされています。
ぜひ、ゆっくりとお湯に浸かり身体を温める習慣をつけましょう。