長時間のマッサージは体を疲弊させる?!その2
疲れるとつい「60分揉みほぐし」などのマッサージを受けに行っていませんか?
長時間の揉みほぐしを受けると一般的に「楽になる」というイメージがありますが、体にとってはむしろ負担になってしまう要素が多く存在します。
通常、人は一晩で数十回寝返りをうちますが、それは体に加わる圧を分散させるためであると言われています。寝たきりの方が褥瘡(床ずれ)になってしまうのは、この寝返りができない事が原因なのです。
また寝返りにより適度に筋肉が収縮・弛緩をくり返す事で血行が促進され、硬くなる事を防いでいます。
ところが60分もの長時間うつ伏せの姿勢で寝返りがうてないでいると体に圧が偏って加わり、疲労が蓄積される原因となってしまいます。また同じ姿勢でいる事で血行も悪くなり、さらに指圧や強い刺激が筋肉に加わる事で負担となる要素も多いと考えられています。
確かに揉みほぐしなどを受けるとその時は気持ちいいですし、楽になったように感じるかもしれません。ですが繰り返す肩こりや腰痛に対しては根本的な解決にはならず、また体にとって負担となる場合もあるのです。
ストレス解消やリラックスのために利用するのならばとても有用ですが、決して根本的な解決にはならないという事を理解しておく事が重要だと言えます。
当院では揉みほぐしても繰り返す肩こりや腰痛を、猫背などの姿勢の歪みから根本的に解消させる施術を行っております。
揉みほぐしやマッサージを受けても症状がぶり返してしまうというお悩みをお持ちの方は、是非当院までご相談ください。