便秘と反り腰の関係

国民生活基礎調査の調査によると便秘を感じている割合は男性より女性の方が多く、なんと約２人に１人は便秘に悩んでいる結果が出ているそうです。（H28年度の調査結果を参照）

どうして女性の方が便秘症状を訴える方が多いのでしょうか？

・女性は筋力が弱く、排便時に腹圧がかかりにくい。
・便意を我慢する傾向がある。（外出時など）
・黄体ホルモンの影響で腸管運動が制御されるため、月経前は便秘になりやすい。
・無理なダイエットなどで食生活が乱れ、腸の運動が影響を受けやすい。
・筋肉量が少ないため、基礎代謝が低くなりやすい。
・外的要因によるストレスを受けやすい。

などが理由として考えられます。
また、意外な理由として「姿勢の歪み」も便秘の原因になる場合もあります。

女性の場合は筋力が男性より少なく、その分姿勢に歪みが発生しやすくなります。姿勢の歪みは頭部が前方に変移する事から発生し、やがて全身に影響が出てしまいます。
特に女性の場合は筋力で頭部を支える事が難しいため、前方に出た頭部を腰を反らせることで頭部を引っ込める『反り腰』の状態でバランスを取ろうとしてしまいます。
反り腰の姿勢では背骨の腰の部分の湾曲が強くなり、腰部の背骨から出る神経が圧迫を受けると腸や膀胱など内臓の働きなどをコントロールする自律神経の機能低下が起こり、その結果として便秘になりやすくなる可能性があります。
また、反り腰の姿勢では腹筋の筋力低下も同時に起こりやすいので腹圧がかかりにくくなることも要因の一つだと言えます。

姿勢を整える事で圧迫していた神経が解放されると腸の機能も改善し、また腹筋にも力が入りやすくなるので便秘改善に繋がります。
便秘でお悩みの方は、ご自身の姿勢にも注意を向けてみる事も重要です。

やわた姿勢整体院では、姿勢を整える事で便秘などのお体の不調を根本から改善させる施術を行っております。
痛み症状以外のお体の不調でもお困りの際には、当院までご相談ください。

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